ナショナル(パナソニック)の照明スイッチを押すと戻らない|修理方法

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10年以上使った洗面所と脱衣所が一緒になったところの壁に埋め込み式の電気のスイッチが壊れた。

スイッチを押すと戻ってこない状態でへこんだままになる。

枠にはNationalとか書かれているが型番などはない。

どうしたらいいか。

家を建ててもらったアイダ設計に電話して修理してもらわなきゃいけないかと思ったが、調べてみると、押し戻すための板バネが折れているとそのようになるが、自分で直したと書いてあるブログが多々あったので直すことにしてみた。

実際やってみたら簡単にできたので、その修理方法(部品の交換方法)を紹介

※いろいろ調べて素人が行った物なので、行う場合は自己責任で。

目次

スイッチの種類

自力で修理するのに部品を買おうと思ったが型番が分からなかった。

外枠を外すと、その裏に

コスモシリーズワイド21 WT8101

と書かれているが、これは外枠のみの型番らしい。

スイッチのボタンを外すと裏に型番が。

「松下電工 WT3033W」

DSC_0861

調べると、これもスイッチのボタンカバー単体の型番のようだ。

中に見える部分はこんな感じ。

残念ながら中身の型番が見えない。

見た感じだと、似たようなのはこちら

とりあえず安いWT5001の方を買ってみた。

修理方法

STEP
外枠をはずす

横に3か所ずつ爪があるが、下にひっかける部分があるので、爪を引っ掛けて持ち上げたらぱかっと簡単に外れた。

STEP
スイッチカバーを外す

スイッチの押しボタンの外し方はどうしたらよいか調べたところ引っ張れば簡単に外れると書いてあるブログがあったのでで引っ張ったところ外れた。

横に爪がついているのでそれを意識して外したらいいのかも。

DSC_0861

外すと中はこんな感じになっている。

DSC_0846
STEP
バネの入っている部分を外す

水色の部分を外すのだが、両脇に爪が付いているので、横からつまむようにして引っ張ると外れた。

けれど、かなり固くて外れたら飛んでった。

新品の方を開けるときに、横にドライバーをさしたら簡単に開いたので、古い方を外すときもドライバーをつかって横の爪を押して外した方がよさそうだ。

水色の蓋の下にはこんな感じで中に黒いスイッチがあった。

水色の部品の裏を見るとバネが入っている。

片側の金属バネが折れていた。

そのせいで押したときの戻りが悪くなっていたのだ。

この金属部分のバネ、ほんとは左右対称についていて、取れていてはいけないのだがちょっと触ると右が完全に取れた。

STEP
新しい物と交換する

一番安かったのでとりあえず買ったWT5001は、もともと使っていた蛍付き(赤と緑のランプ付き)とは違ったようで、WT5051がもともと使っている物と同じものだようだ。

けれどもサイズは横幅約4cmで全く同じで、ただランプの部分がないだけのようなので、スイッチカバーとなる水色の部分もサイズは同じで付け替え可能だった。

WT5001 サイズ

上が古い折れている方。下が新しい方。

バネを新しいものと交換しようと思ったが、バネが入った水色のごと新しい物と付け替えればいいのではと思い、つけてみたら問題なくついた。

最後に一番外側のスイッチカバーと外枠をはめれば元通りに。

まとめ

スイッチを押すと、押されたまま戻らなくなるのは、押し返すバネが折れている可能性が高いということ。

バネが折れているだけなら取り換えは簡単。

一番外側のスイッチカバーを外すと中に水色のが見えるが、実はこれもスイッチを押すためのカバー。

水色のを外すと、下には古典的な黒いスイッチがある。

 

左を押すと照明がついて、右を押すと消えるシーソーのような感じのスイッチ(左右逆だったかも?)。

これだけでスイッチとして問題ないが、それを押しやすくするために水色のカバーと、一番外側のカバーがついているだけ。

その水色のカバーの内側にあるバネが折れているだけなので、ねじを外したり配線をいじったりすることなく、バネ付きの水色のカバーだけを取り換えれば簡単にもとに戻った。

 


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