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間取り決め・家の作りでの注意点・失敗談|気を付けたほうがいいこと

家を建て、住んでみて気が付いたこと

10年前に半オーダー住宅を購入し家を建てた。

家の敷地が決まっているが、建てる家の間取りや家の作りを自分たちで考えられる。

1から考えるのは難しいので、一応間取りのお手本をもらい、それを少しいじったりした。

実際に建てて住んでみて失敗したこと、後悔したことを紹介。

気を付けたことや近所の人が言っていたこともまとめて紹介。

小さなことがほとんどだが、意外と気が付かなかったりするので参考にしてもらえたらと思う。

≪目次≫

1.気を付けたこと

2.失敗したこと・後悔したこと

3.その他気を付けた方がいいこと

4.土地を買ううえで気を付けたこと

1.気を付けたこと

①リビングと他の部屋をくっつけるか離すか

玄関が真ん中でその両隣に部屋がある場合と、部屋がつながっている場合がある。

小さい子がいた場合、隣の部屋で遊ばせたりするのならつなぎの部屋の方が目が行き届いていい。

和室なので普通は客間だが、うちは小学生の子どものデスクを隣の和室においていつでも見れるようにしている。

また、インフルエンザで隔離しなきゃいけない時などに、隣の和室に寝かせて扉を半分締めたりしている。

お客さんがよくくるうちでリビングに人がよく集まるのであれば、隣とは続いていない方が便利かもしれない。

②トイレの位置

男性はそんなに気にしないかもしれないが、女性だとリビングのすぐ横で音がするとかだとちょっと気になる。

③玄関の広さ

子供が増えるとやはり上り框が広い方がスムーズに入れる。

部屋を狭くしてまで広くする必要はないが、できれば広いに越したことはない。

④玄関のコンセント

玄関に水槽を置きたかったので、エアーポンプ用にコンセントをつけた。

⑤玄関の屋根

雨が降っている時に買い物をして帰ってきたときなど、傘を閉じたり鍵を開けたりするのに屋根があった方が便利。

特に子供がいたりする場合はなおさら。

隣のうちは、設計図上屋根があったのに、いざ建て始めたら北側斜線(北側の立ててはいけない角度)にかかってしまっているので屋根がなしになったといっていた。

しっかり確認した方がいい。

⑥外の水道

車を洗ったり、水槽を洗ったり、植木に水を上げたりするのに外水道は必須。

水栓を立てる場合は別料金だったが地面に水道があると面倒なので水栓を立てて正解だった。

⑦玄関から駐車場までの行き方

駐車場側に玄関がある場合も多いが、そうでない場合は、外を回って通るか、ブロック塀の内側に通れる道があるかで、子供ができた時の安全性が変わる。

うちは南側に駐車場があり、北西に玄関があった。

敷地が狭いから敷地内を通るのは無理ですよと言われたが、どうしても敷地内を通って行きたかったため、リビングに付けるはずだった出窓なしにし、家もできるだけ東側に寄せて西側を通れるようにした。

狭くて傘をさすのは大変だが、子供は道路にでることなく駐車場(庭)と玄関を行き来できるので、一人で行かせることもできて、荷物が多い時なども安心だ。

⑧ベランダの屋根

仕事をしていても安心して洗濯物を外に出して出られるようにベランダに屋根をつけた。

けれど屋根を付けると暗くなるためいずれ子供部屋になる側にはつけないようにした。

洗濯物を安心して干せる以外に、雨が降りそうだったり降っている時でも窓を開けられるという利点があった。

夜寝る時に開けられるので、気温が涼しいけど湿気で室内は暑いという雨の日の夜に便利だ。

子供の寝室側はベランダの屋根がなく雨が降ると入ってきてしまうの、、蒸し暑い時は外の気

温が低くても冷房を付けなければいけない。

特に二段ベッドの上が暑いので。

2.後悔したこと・失敗したこと

≪屋内≫

①エアコンの位置

エアコンをつける場合、先にコンセントの位置を考える必要がある。

その時にちゃんと考えなかったので、大人の寝室、子供の寝室ともに、ちょうど顔にエアコンの風が当たる位置に付ける羽目になってしまった。

特に二段ベッドの足元から顔に向かって風がくる方向になってしまったので、二段ベッドの上は直に当たって寒い・・・。

そして下は暑い感じに・・・

部屋が狭いので、ベッドがエアコンから1mも離れてない。

せめてエアコンの風が自動で上下するタイプならよかったが、方向が固定されるのなので、ほんとに直に当たってしまって困る。

②出窓

出窓はリビングに付ける予定だったが、玄関を出て駐車場まで歩くときに邪魔になるので二階の寝室につけた。

ちょうど頭の上のところに。

一見よさそうだが、台風の時などに危険。

雨戸がないのでもし何かが飛んできて割れたりしたらガラスが顔に降ってくる。

そして子供が小さい時にはベッドから出窓に上ってしまったりして危ない。

出窓はおしゃれだが、安全性や必要性を考えて決めた方がよい。

③カーテンレールの位置

カーテンレールなんて業者にお任せにしていた。

そうしたら出窓のカーテンレールは窓にそって付けるのだが、窓に寄り過ぎていて、波打つカーテンが窓に触れる状態に。

冬に結露するとカーテンが濡れてカビが生えることに。

カーテンレールから外して突っ張り棒でカーテンをつけることに。

④洗濯機のホースの穴の位置

これも業者にお任せ。

ちゃんとした位置につけるだろうと普通に思っていたが、位置が悪かった。

洗濯機がぎりぎりかぶる位置につけたため、洗濯機用の台を買って持ち上げて置く感じに。

そして穴の半分が洗濯機の下に入っているため、蓋をあけてホースを抜いて掃除をするのがとても面倒。

まめに掃除をしないとヘドロがたまって排水が遅れたり、洗濯機が止まったりするので、掃除しやすい位置につけてもらった方がいい。

大きい洗濯機を買っても大丈夫なように、できるだけ隅に穴をつけてもらった方がいい。

⑤床下収納の位置

床下に収納を作った。

何も考えず脱衣所に作ったが、タオル入れなどのキャスター付きの棚を置くとちょうど収納の蓋の上にきてしまう。

開けるたびに棚を動かして後ろに貯まった誇りを掃除機で吸って開けないといけないので面倒。

絶対に物を置かないだろうという位置に作った方がいい。

⑥クローゼット

今の家は洋服をかけるポールがついてるようなおしゃれなクローゼットが多い。

けれども、冬の布団やお客さん布団をしまったりする押し入れが必要。

クローゼットの場合、上下を分ける棚が付いていないため、布団を積み重ねて入れると下の方にあるものを取り出すのが相当大変。

布団を入れるところをはじめから考えて、上下分かれた押し入れも作った方がいい。

⑦テレビの位置と窓の位置

リビングの間取りを考えた時にどこにテレビを置くかなどを考えると思う。

うちの場合東側にテレビがあり、西側(背側)に窓がある。

夕方になるとカーテンを閉めていても西日でテレビが反射して、テレビがすごく見ずらい。

遮光カーテンにすれば問題ないですが、普通のカーテンだと、西日には勝てない。

位置やカーテンの種類を考えた方がいい。

⑧出窓には遮光カーテン

寝室に出窓を付けたが、出窓には雨戸がない。

朝ゆっくり寝ていてもまぶしくておきてしまう。

普通のカーテンを付けてしまったので、後から付ける遮光ライナーをカーテンと一緒に付けた。

始めから出窓は遮光カーテンにすればよかった。

というか、必要がないので出窓にしなければよかった。

⑨リモコン付きの電気

リビングの電気は見た目を重視してリモコン付きではないおしゃれなタイプにしてしまった。

そんなにオシャレじゃなくてもリモコン付きのにした方が便利だった。

≪屋外≫

①コンセントの位置

屋外にイルミネーションを付けるため、コンセントを作った。

しかし、エアコンの室外機の裏になってしまい非常に使いにくい。

エアコンの室外機の位置も考えてつければよかった。

②電柱・電灯の位置

最近の住宅は電柱は必ず誰かのうちの敷地内に入れなくてはいけない。

運よくうちは大丈夫であったが、家の前に電灯が立った。

始めはよかったが、庭だった部分を駐車場に変えるとなった時に、塀を壊して出入り口を作るが電灯が邪魔になって撤去してもらうこととなった。

始めから予測するのは難しいがいずれ庭を変えて入口が増えたりする可能性がある場合は、電柱や電灯の位置に気を付けた方がいい。

車のあるところが庭で、その横二つが駐車場だった。

③芝生は大変

芝生を敷くのに憧れて芝生を敷いたが、手入れがかなり面倒。

芝生も一年中緑があるというのを買ったら、かなり剛毛的な硬い芝生になってしまい、切った断面がささる危ない感じに。

芝生を敷くなら一年中というのではなく、普通のにした方がよい(種類によるかもしれないが)。

④小さな庭はいらなかった

軽自動車が止められるくらいの小さなスペースを庭にした。

庭のあるおしゃれな家にあこがれたから。

けれども実用性を考えるとその分を自転車置き場にする方がよかった。

結局、庭をコンクリートにして軽自動車置き場にし、もともと駐車場だったところに自転車を並べて屋根をつけた。

本当に芝生が必要か、子供が増えた時のことを考えて自転車置き場などにした方が今後いいんじゃないかなどを考えた方がいい。

⑤外のブロック塀が汚れやすい

自分たちで決めたわけではないが、ブロック塀の上にレンガ調の物を貼り付けたおしゃれ作りな感じ。

余計な物を貼り付けていると、その隙間に風で飛んできた土や汚れが貯まるようで、雨が降った時にレンガ調の石の隙間から汚れた汚い水が流れるため、壁に汚い跡がつく。

ブロック塀の上に余計な飾りがない方がよさそう。
また、業者がいい加減だったのもあって、貼り付けてあるブロックが住んですぐに10個くらい外れた。

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うちだけじゃなくて他のうちの壁を見ても、やはり飾りブロックがついてるとそこから筋の汚れが出ていた。

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⑥バルコニーは一直線の方がいい

バルコニーの大きさも二階の床面積として取られるため、片方は狭くしたのだが、布団を干すことを考えると、バルコニーの壁は一直線になっている方が干しやすい。

左右でどちらかが引っ込んでいたりすると太陽が動いた時に凹んでる分陰になったり、干す布団の幅を考えどちらにどの布団を干すかを考えなければいけない。

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⑦バルコニーを拭くのが面倒

最近のベランダは箱型に塀で囲んだ上に手すりがついている感じのタイプが多い。

ここに布団を干したりするときに上を拭くのだが、これがけっこう面倒。

手すりがなければ上を一拭きすればいいし、昔ながらの格子ならその上をスッと吹けばいいのだが、塀と手すりだと、まず手すりを拭いて、そのあと手すりをよけながら塀の上の部分を拭かなければいけない。

しかも塀の途中に格子状の窓があると、そこも拭かないと結構汚れていて布団が付くと汚れてしまう。

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⑧カーポートの材質・高さ

家を建てた時にカーポートもついでに作ったりすると思う。

うちも作ったのだが、埼玉県でめったに雪も降らないし、降っても少し。

安いタイプにした。

すると去年いきなり何十年ぶりとかの大雪。

傾斜が反対になるくらい傾き雪の中雪下ろしをしたがそれでも真ん中がへこんでしまった。

雪下ろしをしなかった数件隣のうちは、カーポートが完全に折れていた。

雪国のカーポートは強度が強いし、支柱も反対側にも取り外し式のがついていたりする。

少し高くても強度が強いものにすればよかった。

また、ワゴン車を買うかもと無駄に高さのあるものにしたが、雪下ろしが大変だった。

傾斜も外側に向けてついているので、隣のうちの敷地からでないと雪下ろしができないので声をかけて入らせてもらって、下した雪はうちの敷地内に移動しなければいけないので大変だ。

カーポートの材質は雨だけを防ぐものが一番安かったが、その他紫外線を防ぐとか汚れが付きにくいとか温度が上がりにくいとかあった気がする。

しかし一番安いのを選んだ。

カーポートの下に自転車をおいているが、子供の自転車の持ち手が溶けてべたべたしたり、親の自転車のサドルが溶けたりしている。

子どもの三輪車についたアンパンマンのゴムのマスコットなんて溶けて頭が黒くなった。
熱をカットする機能のある材質にすればよかったと思った。