下の子が生まれ子供が二人になった時、生命保険の見直しを考えました。
子供が産まれた時がまさに保険の見直しをするタイミング。
今まで主人はセールスレディである義理の姉に勧められるまま、第一生命の保険に入っていました。
若いころは安いしなんの問題もないからです。
けれど第一生命の保険は年齢とともに掛け金が上がっていくタイプ。
この頃にはものすごい高くなっていました。
先の予定を見ると万単位で上がっていきます。
これは無理だと思い、見直すことに。
ただ自分で考えたのではどこがいいのか、どのくらい必要なのかが全く分かりませんでした。
ネットで調べているとさまざまな会社の保険からあっている保険を選んでくれるファイナンシャルプランナーという存在を知り、口コミのよかったあんしんFPという会社に申し込んでプランを立ててもらいました。
その時にFPからアドバイスされた保険の選び方の注意点、金額の決め方などを紹介します。
保険に入らないと言っている方もいますが、貯金がたくさんある人以外は必要に思います。
積立も場合、途中でおろさなければ損をしない保険もあります。
むしろ若干得する場合もあります。
保険を見直してみましょう。
保険の無料相談サービスとは
複数の保険商品を取り扱う保険代理店のことです。
保険を知り尽くしたファイナルプランナー(FP)がさまざまな保険商品の中から、その人に合った保険を考え、紹介してくれます。
一つの保険会社に絞ることなく、公平な目でさまざまな保険会社の中から広い視点でみて合う物を選んでくれるので、偏った押し売りなどがないです。
無料であるのは、代理店は保険会社から手数料をもらえるからです。
私たちの保険料に上乗せされるわけではないので安心してくださいと言われました。
保険の種類と選び方
保険を選ぶ場合、積立型にするのか掛け捨てにするのか、終身にするのか期間を決めてするのか、医療保険にするか生命保険にするかなどいろんな選択肢があります。
子供のための学資保険というのもあります。
FPの人から入っていた方がいいとい言われた保険は次の5つです。
- 生命保険:亡くなった時に急に収入がなくなり、家族が生活に困らないように入ります
- 医療保険:病気になった時に治療に使うお金に困らないように入ります
- ガン保険:医療保険の中でも特に癌の時に手厚く保障させるように入ります
- 学資保険:親が突然なくなった時に子供が就学資金に困らないように入ります
- お葬式代:家族に迷惑がかからないように確保します
これらをどのような入り方をするかがFPの人の腕の見せ所です。
たとえば、学資保険は必ずしも学資保険として入らなくても、学資保険代わりになるような入り方をしてもいいんです。
うちは積立型の生命保険を学資保険代わりにしました(後ろで紹介)。
①生命保険
生命保険とは
生命保険とは、純粋には死亡した時にもらえる保険です。
また、死亡まではいかなくても高度障害の時にももらえるというものも多いです。
医療保険と一緒になっているものや、特約として医療保険をつけることもあります。
亡くなった時にもらうということで、もらう額が大きいため、掛け金も大きいです。
特に、死亡の確率が上がる高齢者ではものすごく高くなります。
死亡時の補償が欲しい場合はこちらの保険です。
生命保険の必要性・金額
ドラマなどでよく数千万の保険金目当てでとかやっていますが、果たして数千万も必要でしょう?
プランナーの方は、生命保険が必要なのは定年までの間、特に高額な生命保険が必要なのは、成長期の子供がいる間だけだと言いました。
もともと入っていた収入がいきなりなくなり、家族が暮らしていけなくなっては困るからかけるものだと。
定年で仕事を退職すれば収入はなくなり年金に頼ることになるわけだから、亡くなったところで急に収入が減ることはありません。
退職金もある程度あります。
必要な額というのは現在、もしくは今後もらうであろう収入を目安に考えます。
そしてかける期間は定年する65歳まで。
うちも65歳までの掛け捨てを進められそうしました。
もちろん余裕があるならたくさんかけてもいいと思います。
残された家族が裕福な暮らしをできますからね。
ただし年をとって亡くなった時に全くお金がおりないのでは家族に迷惑がかかってしまいます。
お葬式代は絶対必要なものなのでお葬式代分くらいの生命保険は入っていた方がいいと言われました。
FPに勧められて250万円の終身の生命保険に入りました。
保険の受取人は被保険者以外となります。
被保険者とは保険の対象となっている本人のことです。
死亡してしまったら本人が受け取れないため、妻などの指定代理請求人を指定します。
これは積立なので途中でおろさなければ掛け捨てのように損をしません(保険会社による)。
②医療保険
医療保険とは
病気になった際に、その治療費や通院費などを賄うための保険です。
入院で一日いくらともらえるもの、通院でももらえるもの、手術でもらえるものなどがあります。
また、先進医療給付金というのもあり、これは特約としてつける場合があります。
国が指定する先進医療はまだ一般的に普及されておらず保険の対象になりません。全額自己負担になります。
そのため、そういった治療を保険金で受けられるようにしたのが先進医療給付金です。
1日目から出るものと、数日目を超えたらでる物などがあります。
たくさんでるほどもちろん掛け金は高くなります。
死亡保障もつけて生命保険を兼ねる場合もあります。
入院時や手術時の補償が欲しい時はこちらです。
医療保険の必要性・金額
治療すれば治るものなのに、お金がないから治療できないというのはつらいです。
治療代がかかる上に、長期入院などになると自分が仕事に行けないことで収入が減ります。
また、夫婦共働きの場合、通院について行ったり入院の看病をするとなると、病気になった本人だけでなく、看病する方も仕事を休みがちになり収入が減る場合があります。
治療費をまかなうという意味の他に、減った収入の助けにするということも考えて、余裕があれば多めにかけておくのもいいと思います。
入院するほど支払う額よりもプラスになって返ってくるなんてこともありましたよ。
自己負担額には上限があり、1か月間でその額より多く払った場合は高額療養費で払い戻しが受けられ、差額分が戻ってきます。
そのため、そんなに高額な医療保険はかけなくても足りると思います。
自己負担額は年齢や収入によって変わるので、こちらを参考にしてください(高額な医療費を払った時(全国健康保険協会))
保険金受取人は被保険者本人になります。
ただし、指定代理請求人という形で被保険者以外も登録します。
掛け捨てなので病気にならなければお金をもらうことはありません。
貯金があるのでしたら、最低限治療費を賄えるくらいでいいと思います。
③ガン保険
がん保険 とは
ガンになった際に保険金が下りる保険です。
医療保険でも保険はおりますが、ガンになると長引くことが多いです。
治療代はもちろんですが、仕事を休んで満足な治療を受けようと思ったら今後の収入が心配になります。
そんな時にまとまったお金が入るとありがたいですよね。
医療保険と違うのは、初めて診断されたら〇百万円などとまとまったお金が入る初回一時金というものがあることです。
退院一時金、がんの治療を目的として入院を開始した時にもらえるがん治療給付金というものがあるところもあります。
また、医療保険だと入院日数などが限られているのに対して、ガン保険では日数制限なしだったりします。
最近では通院での治療も増えているので、そういったものに対応できる保険に変わってきています。
特に癌への補償、一時金などをもらったり通院での癌の治療に備えたいという方はこちらです。
がん保険の必要性・金額
精神的にショックなガン。
そのガン治療に安心して立ち向かうために、まとまった収入があると家族の生活などの心配はせずにすんで安心ですね。
入院1日あたりいくらというのもあるので、長く入院しても逆に収入が増えたりすることもあります。
早く退院しないと金銭的に家族に迷惑だからこれ以上治療は・・・などという引け目を感じることなく治療できます。
うちの父がそうでした。
入院するほど収入として入ってくる感じ。
入院することは喜ばしいことではないですが、ほっとはしますよね。
金額は上で紹介した自己負担額に加えてあとどれくらい余分にもらえると安心できるかですね。
あと、一人部屋などの差額ベッド代は自己負担になり高額療養費の払い戻しの対象になりません。
治療上必要となれば確定申告では医療費控除の対象にはできることがあるようですが、本人の希望での場合はどちらも対象になりません。
保険金受取人は被保険者本人になります。
ただし、指定代理請求人という形で被保険者以外も登録します。
一人部屋にしたいなど、通常よりもいい入院の仕方をしたいのであれば、その額も考慮して保険額を決めると安心です。
④学資保険
学資保険とは
親に何かがあった時、その子供の就学資金としておりるような保険です。
高校入学、大学入学に合わせて満期でおりるような積立型にもできます。
子供の高校、大学などの資金を確保したい時はこちらです。
学資保険の必要性・金額
自分で貯金できるならそれでもいいです。
でも、商品によっては積み立てた額より多めにもらえたりします。
今現在払い込める余裕があるのであれば入っておいた方がいい気がします。
また、自分で積み立てていて途中で亡くなってしまったら、そこまでの積立しかありません。
けれど、積立型の保険の場合、支払期間の途中で亡くなった場合でも当初の予定通りの金額がでます。
結局払い続けるのであれば自分で積み立てるのとあまり変わらないかもしれませんが、死亡した時点で支払いはしなくていいというのが多いので、そういう物を選べば助かりますね。
積立型の欠点は、積立中にお金が必要になり解約したりすると損をします。
払った額よりもらえる額が減ってしまうのです。
最後まで払い続けられるか考えてから金額を決めましょう。
私はFPから学資保険で入るより、学資保険代わりになる額で、親が積み立て型の生命保険に入った方が還付率がいいと言われそうしました。(詳しくはこちら)
途中で解約すると元本より少ない額しかもらえないので、計画性を持って積立ましょう。
⑤お葬式代
これはこういった保険があるわけではありません。
高額な生命保険を65歳以上はなしにするかわりに、お葬式代くらいの終身の生命保険をかけておくということです。
自分がなくなった時に払われる保険が全くないと、お葬式代など絶対必要になるものの支払いで家族に迷惑をかけます。
家族に残す分はないにしても、自分に使われる分くらいは生命保険としてかけておこうという考えです。
FPに言われて私と夫も250万ずつかけました。
家族を困らせないためにも用意しておくと安心かも知れません。
実際に入った複数の保険
ファイナンシャルプランナーの方が立てたプランは、細かい複数の保険を組み合わせたものでした。
私は2社(6つ)、主人は3社(4つ)の保険に入りました。
オリックス生命保険、東京海上日動あんしん生命保険、アフラックの三種の中で組み合わせて入ってます。
この三つはFPからそこそこ安心と言われて決めた保険会社です。
私の方で子供の学資保険代わりの生命保険に入ったので数が多くなりました。
細かく入ることで子供が増えた時などに調整しやすかったり、保険会社を分けることで保険会社が倒産した時などの対策になりとのことです。
どの保険会社が倒産などせず安心か、どの保険をどの保険会社の物に入ったらいいかはファイナンシャルプランナーにしか分かりません。
やはりFPに相談するのが一番だと思います。
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長くなりましたので実際の保険の入り方・立ててもらったプランは別ページで紹介します。
実際に十二指腸潰瘍になり、保険の見直し後新たに入ったオリックス生命に請求することとなりましたのでその時の様子を紹介しています。
県民共済とかんぽ生命は元から入っていたもので、県民共済は保険料が安く、かんぽ生命は親が入れてくれて払い終わっていた物なので、保険の見直し後もそのまま残していました。